太陽光発電遠隔監視システム「いつどこモニタ」を、幸設備工業(大分市上宗方)とトランスコミュニカ(末広町1)が共同で開発した。
産業用の太陽光発電は遠隔地に建設されているケースがほとんどで、「発電状況の確認が1カ月に1度の明細書しかない」「発電状況をリアルタイムで確認したい」「きちんと発電しているのか不安」などの問題を解決するために約6カ月の開発期間を要したという。
太陽光の発電状況を 時間・日・月・年をパワコンごとにグラフ化し、パソコンやスマートフォンなどで、いつでもどこでもほぼリアルタイムに確認できる。システムは、パワーコンディショナーの出力した電流値を測定する機器、それを集約する機器、通信機器とクラウドサービスで構成する。
幸設備工業の佐藤幸憲社長は「以前からお客さまの要望が強かった商品を開発した。異常や売電損失があった場合はすぐ発見できるありそうで無かったシステムを、ぜひ活用していただければ」と呼び掛ける。
全ての産業用太陽光発電メーカーに対応している。