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大分市で「七夕まつり」開幕 武者に竜、勇壮「府内戦紙」に拍手と声援

勇ましい山車で観客を沸かせた「府内戦紙」

勇ましい山車で観客を沸かせた「府内戦紙」

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 夏の風物詩「第38回大分七夕まつり」が8月2日、大分市の中心街で始まった。初日は武者や龍などをかたどった照明入りの山車「府内戦紙(ふないぱっちん)」が勇ましい姿で練り歩き、市民や観光客らから声援を受けた。

会場を盛り上げた「府内戦紙」

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 大分市まつり振興会(事務局・大分市商工労政課、TEL 097-537-5959)の主催。JR大分駅前の中央通り一帯をメイン会場の「48万人の広場」とし、「府内戦紙」のほか、3日に「おおいた市民おどりの祭典」「七夕ブロードウェイ2019」、4日に花火大会などを開く。商店街には趣向を凝らした巨大な七夕飾りが並ぶ。

 2日は、18時30分からの開会セレモニーで佐藤樹一郎大分市長、元首相で名誉市民の村山富市さん(95)らがあいさつ。22団体・1100人による「子どもぱっちん」の踊りで開幕した。

 今年で35回を数える「府内戦紙」は「新華 昭和・平成・そして 新たな戦紙伝説の幕開け」をテーマに開催。地元企業など26団体、引き手や踊り手ら約6000人が参加した。戦国武将や昇り龍、ラグビーW杯にちなんだ21基の山車が次々と登場。踊りの合間に「セイヤッ、セイヤッ」の勇ましい声とともにぐるぐると回り、詰め掛けた観客を喜ばせた。

 3日は、18時30分から七夕飾り付けコンクール表彰式、18時40分からオープニングパレードを実施。19時から1000人規模の「チキリンばやし」「踊りの祭典」がある。20時30分からの「七夕ブロードウェイ」では吹奏楽とシャボン玉のコラボレーションイベントなど行う。最終日の4日は大分川弁天大橋上流で20時から約6500発の花火を打ち上げる。

 このほか期間中、中心街では複数の関連イベントが開かれる。若草公園で「サマーフェスタ」、ふないアクアパーク「水辺の屋台村」(3日)、iichiko総合文化センターと県立美術館OPAMで「七夕スターライトエクスプレス」(3日~4日)がある。

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