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別府市のいけす料理店「源」が期間限定で食べ飲み放題 鮮魚の刺し身に生ビールも

刺し身などの料理をスタッフが取り分けて配膳

刺し身などの料理をスタッフが取り分けて配膳

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 別府市の「ホテル芳泉鶴」に併設する「いけす活魚料理 源」(別府市北浜3、TEL 0977-26-4678)は6月20日、鮮魚の刺し身などの食べ放題と生ビールを含む飲み放題を期間限定で始めた。

店内の大きないけすが特徴

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 店内にある大きないけすと鮮魚料理が特徴。コロナ禍で苦境に立つ別府観光を盛り上げ、街ににぎわいを取り戻そうと初めて企画した。

 「ヒーリングホール」と名付けて8月末まで実施。料金は食べ放題3,300円、飲み放題1,100円(共に90分)で小学生以下は半額。17時からと19時からの2回制。営業課長の木原明彦さん(55)は「地域還元も含めて利益は度外視した。赤字の可能性も見込んでいる」と言う。

 当日水揚げした魚の刺し身、鳥天、魚のあら煮、りゅうきゅう、貝汁、豚汁、サラダ、フルーツなどをスタッフが取り分けて配膳。1人に1つ釜飯も付く。追加注文は自由にできる。飲み放題は生ビール、ハイボール、焼酎、ノンアルコールビール、ソフトドリンク。オプションの料理や日本酒なども用意する。

 同店は、新型コロナウイルス感染拡大防止として4月22日から5月23日まで休業。生ものを扱うためテークアウト向けの弁当販売を控え、再開後も継続的な自粛傾向に苦戦していた。一方で、そうした状況を「新しい取り組みにチャレンジできる好機」と捉えて再出発。都道府県をまたぐ移動解禁を機に新企画をスタートさせた。

 当面は全62席を半数程度に減らして受け入れる。初日の20日は19時からの1回のみの実施で、地元客らで満席になったという。今後の予約にも手応えを感じるという木原さん。「別府湾の活魚を活性化の原動力にできれば」と意気込む。

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