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新生ラグビー日本代表、欧州遠征へ向け本格始動 別府市のグラウンドで汗

雨上がりのグラウンドで桜の戦士始動

雨上がりのグラウンドで桜の戦士始動

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 ラグビー日本代表は5月27日、大分県別府市のグラウンドで本格的な練習を開始した。代表が集まるのは2019年秋のW杯日本大会以来で、約2週間で新チームづくりを進め、6月の欧州遠征に備える。

アタックの練習を繰り返すラグビー日本代表

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 日本ラグビー協会が24日に発表した日本代表36人のうちW杯メンバーは19人。初代表は13人。別府合宿にはこのうち34人が参加する。5月26日に第一陣が別府入り。23日にトップリーグプレーオフトーナメント決勝を戦ったパナソニックとサントリーの選手は遅れて加わる。ナンバー8の姫野和樹選手とバックスの松島幸太朗選手は欧州遠征から合流予定。

 27日9時過ぎに始まった練習ではランニングやフィットネスメニューを中心に行った。フランカーのリーチ・マイケル主将、日本文理大付高出身でプロップの具智元選手、スタンドオフの田村優選手らが雨上がりのグラウンドで約1時間にわたって汗を流した。

 練習後のオンライン取材でリーチ主将は「W杯が終わってブランクがありなかなかチームとして集まることはなかったが、合宿では言い訳せずに前向きにやっていく。自分たちはティア1のチームという認識を持って行動し、スタンダードを上げていきたい」と強調した。

 別府合宿について田村選手は「施設や環境は最高。何回も来ているが、いい練習ができて力を付けられる。別府でなければできないところもあり、ありがたい」と話した。

 合宿は6月8日まで。 6月12日にサンウルブズ戦(静岡スタジアム)を行い、6月26 日にブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦、7月3日にアイルランド代表戦を予定する。

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