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大分市のアートプラザとコンパルホールで共同展 7人が「アート×スポーツ」表現

芝田さんのステンレスアート「時空」(アートプラザ)

芝田さんのステンレスアート「時空」(アートプラザ)

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 大分県を拠点に活動するアーティスト7人がそれぞれの「スポーツ」を表現する展覧会「ART×SPORT 2021」が8月6日、大分市のアートプラザ(荷揚町3、TEL 097-538-5000)とコンパルホール(府内町1、TEL 097-538-3700)で始まった。

国本さんのアクリル画(コンパルホール)

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 アートプラザの「Pickup Artist展」10周年とコンパルホールの開館35周年の記念事業。アートプラザの「アート」と体育室やトレーニングルームなどを備えるコンパルホールの「スポーツ」という特性を生かした展示会で、両施設による共同開催は初となる。

 アーティストは松田周作さん(建築家)、国本泰英さん(画家)、福田まやさん(アートディレクター)、芝田知明さん(ステンレス職人)、くどうまゆこさん(メディアアーティスト)、中野マーク周作さん(陶器造形作家)、山本哲也さん(美術家)。両会場に新作などを出展している。

 アートプラザは、2Fアートホールで開催。耶馬溪で暮らす福田さんは、スポーツの語源から「気晴らしや楽しみ」を見いだし、口伝の盆踊りの歌詞や夜の暗さなどを絵と散文で表した。芝田さんはスポーツを「静と動」で表現した2頭のクジラが時空を泳ぐ作品を展示。クジラの体部分に当たる時計の針は、自由に動かすことができる。

 コンパルホールは、1階ロビーと市民プラザで開催。山本さんは、スポーツを体を動かす労働と結び付け、自身が耕している田んぼの土やわらを使った泥人形を並べた。国本さんは、プロレスラーの「タイガーマスク」や元プロ野球選手のイチローさんを描いた「51IS」などを展示している。

 7日は参加アーティストと両施設を巡るギャラリートーク(無料)を開催。当日先着30人で、アートプラザ会場で12時30分から受け付ける。

 14日は、13時30分からアートプラザ2F研修室で、中野さんを講師とするワークショップ「オリジナル怪獣を作ろう!」がある。対象は小学生とその保護者(2人1組)で先着10人。参加費は1,500円(材料費込み)。アートプラザへ電話かファクス(097-538-5060)で申し込む。

 「ART×SPORT 2021」の開催時間は、アートプラザ=10時~17時、コンパルホール=9時~22時(8月10日休館)。9月5日まで。入場無料。

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