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別府と豊後大野舞台の短編映画 吉本新喜劇メンバーが熱演

会場と一緒に記念撮影

会場と一緒に記念撮影

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 「別府短編映画制作プロジェクト」の4作目となる「ナンバのハンパな借金取り~陽気なカッパと珍道中」の完成前特別プレミア上映が8月29日、別府ブルーバード劇場(別府市北浜2、TEL 0977-21-1192)で開催された。

大森監督(左)と新喜劇のメンバーら

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 吉本新喜劇の出演者による人情コメディー。借金を取り立てに大阪から大分県に乗り込んできた男2人の姿を描く。監督は大森亜璃紗さん。主演は「ドリルすんのかいせんのかい」のネタで人気の吉田裕さん。相棒役を松浦真也さんが務め、烏川耕一さん、島田珠代さんらが脇を固める。今年2月に別府市と豊後大野市で撮影。現在は最終編集中で、年末の公開を予定している。

 先行上映会は別府のほか、30日に豊後大野市でも開いた。別府会場には約160人が来場。上映後の舞台あいさつには大森監督に吉田さんら6人が登壇した。それぞれが自身のギャグなどを盛り込みながら役どころや撮影時の様子などを紹介し、会場を沸かせた。

 吉田さんは「大分の人は全員温かく、撮影に入りやすく、やりやすかった」と話し、島田さんは「父が宇佐、母が中津」という両親の大分エピソードを披露し会場を驚かせた。サウナ好きという大森監督は「豊後大野のサウナの良さを伝えたいという思いもあり、入浴シーンは夢のような時間になるよう意識して作った」などと振り返った。

 別府ゆかりの有志でつくる「別府短編映画制作実行委員会」のプロジェクト。別府ブルーバード劇場の岡村照館長を応援し、観光の合間に有名監督が撮った別府ならではの作品を気軽に見てもらう取り組み。これまでに土屋哲彦監督「悪党と物書き」、田口清隆監督「怪獣の湯大怪獣ブゴン」、斎藤工監督「縁石」を公開している。売り上げの一部は、共同温泉の改修支援に充てる。

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