大分市の田北調理師専門学校(府内町2、TEL 097-532-2803)で12月16日、「家庭で簡単にできるクリスマス料理の提案会」が開かれた。
手軽に入手できる材料を使い、クリスマスの食卓が華やかになるアイデア料理を作ってもらおうと企画。2年生11人が事前の授業で考案した前菜、肉料理、ケーキなど10種類のレシピを完成させた。
赤いウインナーソーセージやミニトマトで作ったトナカイやサンタクロースを並べたカナッペ、キャベツを切らずに丸ごと使ったロールキャベツなどを調理。1つのスポンジケーキをドーナツ状にくりぬき、空いた穴にちぎったフランスパンを詰め込んで3層の立体的なスイーツに仕立てる「クリスマスにいかが3段ケーキ」などを作った。
スイーツ作りには大分県産ブランドイチゴの「ベリーツ」などを多用。メレンゲ生地と生クリームを使ったケーキ「パブロバ」を担当した時松沙也花さんは「生地を膨らませるのが難しかったが、フルーツをたくさん使って華やかに仕上げることができた」と笑顔で話した。
レシピは17日以降に同校ホームページで公開する。