大分市の野津原地区を流れる吉熊川でゲンジボタルが飛び交い、川面に幻想的な空間を作り上げている。
野津原地区の太田川、七瀬川と並ぶ観賞地で、吉熊川ホタル愛護友の会(佐々倉幸義会長)が整備・保全している。今年の初見は5月24日ごろ。6月3日から1週間がピークで連日、数千匹を観察できるという。
6月1日は最奥の池付近で1000匹が飛び交った。20時ごろから明滅しながら舞い始め、辺り一帯を光で包む幻想的なシーンを作り上げた。
シーズン中は国道442号から観賞地までの道沿いに案内板やのぼりを設置。友の会会員が案内とガイドを務める。駐車場、仮設トイレあり。