大分経済新聞の2022年上半期PV（ページビュー）ランキング1位は、2月13日に配信した「大分市で深夜のクロマツ移植大作戦」の記事だった。

2位は大分市の「ひろかわバラ園」のニュース

　ランキングは、今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1. 大分市で深夜のクロマツ移植大作戦　新天地で堂々と（2/13）

2. 大分市の「ひろかわバラ園」　夫妻の手入れで「今年の出来は過去最高」（5/19）

3. 大分市に焼き肉用肉の冷凍自動販売機　「少人数での花見やキャンプに」（2/28）

4. 由布岳の上空に直線の光跡　ピークの「しぶんぎ座流星群」、大分県でも（1/4）

5. 大分市長浜にテイクアウト焼き鳥店「華どり」　「お母さんや子どもたちに食べてほしい」（6/7）

6. 大分市の高崎山でサルぬくぬく　「寒の入り」も電気ストーブ前で暖（1/5）

7. 「痛みが分かる大人に」「キセキに感謝」　大分市など16市町村で2年ぶり成人式（1/9）

8. 別府市の城島高原パークがリニューアル　外観チェンジ、新アトラクションも4種（3/18）

9. 「明日倒してくる」「よく見たら地元！」　JR大分駅の異形生物展示がSNSで話題に（1/12）

10. 大分駅ビルで「佐伯・延岡グルメフェア」　26店が東九州の美食メニュー期間限定で（1/28）

　トップの「大分市で深夜のクロマツ移植大作戦」は、大分城址公園にあったクロマツの移植を伝えるニュース。幹が大きく傾き歩行者らの通行に支障があった1本を約160メートル先の公園東側広場に移し変える4年がかりの工事の集大成で、日にちをまたいで行われた大掛かりな取り組みに注目が集まった。

　2位の「ひろかわバラ園」の記事は、新型コロナウイルスの影響を鑑みて過去2年は取材を自粛しており、3年ぶりの登場となった。約380株が咲き誇る無料開放の個人庭園は、毎年多くの観賞者が訪れる人気スポット。夫妻が「コロナ禍で自宅で過ごす時間が多かったことから今年の出来は過去最高」という内容で、関連写真を含めてPV数をぐんと伸ばした。

　3位は、大分市の人材派遣会社に設置された焼き肉用肉の冷凍自動販売機の記事。新型コロナ禍に遭う地域の精肉店を応援する取り組みで、少人数での花見やキャンプなどに合わせたセットなどを販売。その斬新な切り口が話題となった。

　4位、6位は自然や動物を対象とした写真がメインのニュース。5位と10位に人気の「食」を伝える記事がランクインした。

　9位は、JR大分駅に展示された異形生物のオブジェがSNSで話題を集めたといういわゆる「バズリツイート」を紹介する記事だった。