閉校になった小学校の校舎をアトリエに活動するアーティストによるアートイベント「だいなんアートコレクション」が8月20日、始まる。
周辺地域にアーティストを呼び込み、アートイベントの開催や佐賀関・野津原地区にある旧小学校アトリエでの制作活動などを通して文化・芸術の振興や地域の活性化を目指す「アートレジオン推進事業」の一環として開く同イベント。
「いろんなシテンでみるだいなん」をキャッチコピーに、Kanaさん(現代美術家)、沖美紀さん(ワイヤーアーティスト)、のっけむしさん(イラストレーター・美術作家)、山口誠二さん」(美術家)、海野幸太郎さん(写真家・画家)、芳賀健太さん(画家)の6人のアーティストが参加する。大南市民センター、帆足本家酒造蔵(以上、大分市中戸次)、コミュニティカフェたけや(竹中)、吉野梅園(杉原)に作品を展示する。
そのほか、梅の花の形をした用紙に希望のメッセージなどを書込む参加型のイベントやグリーンスローモビリティー臨時便の運航なども予定している。
大分市文化振興課の河野さんは「アート作品を見る中で大南地区の魅力も感じてほしい。先着順となるがオリジナルグッズも配布するので、多くの方に参加して楽しんでいただければ」と来場を呼びかける。
会期中、大南市民センターにインフォメーションを設ける。開催時間は9時~17時(展示場所により異なる)。観覧無料。9月19日まで。