別府市役所中庭「市民ひろば」で10月23日、「True Colors Festival(トゥルー・カラーズ・フェス)超ダイバーシティ芸術祭」が開かれる。
多様な個性に寛容なインクルーシブな社会の実現を目指し、「障がい者と芸術文化」の領域への支援を行う日本財団「DIVERSITY IN THE ARTS」の主題で開く同イベント。今年4月に始めた、障がい・性・世代・言語・国籍など、多様で個性豊かな人たちと一緒に楽しむ同フェスを全国に広げる「True Colors CARAVAN(トゥルー・カラーズ・キャラバン)」の最終地点として開催する。
オープニングステージで長野恭紘別府市長、アンバサダーの乙武洋匡さん、日本財団の尾形武寿理事長らが登壇を予定。そのほか、東京2020パラリンピック開閉会式に出演した車いすダンサー、県内から障がいのある人とない人が共にリズムやダンスを楽しむ団体「レッツダンスでガッツ元気の会」のメンバーらのパフォーマンスステージ、TOKYO FM/JFNのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」とのコラボレーションで、年齢・性・障がいなどの「違い」に着目したコーナー「SOCIAL LOCKS!」の課外授業として、「みんな違う」をテーマに「True Colors=その人らしさ」に気づくヒントの発信も予定する。
「True Colors CARAVAN」の森下クリエイティブ・ディレクターは「全国7都市目の会場となる別府市は、『太陽の家』『APU』をはじめとして、ダイバーシティの手本のような街。ぜひ、この地でたくさんの人と出会い、学びたいと思っている。多くの人に来場してほしい」と話す。
開催時間は11時30分~15時00分。入場無料。