大分県立博物館「OPAM」(大分市寿町)で開催中の企画展「ポケモン化石博物館」の来館者数が1月5日で3万人を突破した。
3万人目の入場者となったのは、大分市から来場した佐藤さん親子。セレモニーでは、同展の「発掘ピカチュウ」のぬいぐるみなどを進呈。ポケモンが近くまで来て握手や写真撮影ができる「グリーティング」に登場し、発掘ピカチュウと記念撮影を行った。
アニメやゲームで人気の「ポケットモンスター(ポケモン)」に登場する、化石から復元される「ポケモン(カセキポケモン)」のイラストや模型と、シーラカンスや古生物など実物の化石や模型を比較し、古生物学について学ぶ同展。会場では、約20匹のカセキポケモンと約50点の化石、古生物を紹介している。
同館広報担当の渡辺優さんは「化石や化石で見るポケモンに興味津々な子どもたちは楽しそうに説明文をしっかり読んでいる様子がうかがえる。会期も残りわずか。終了に近づくにつれて混雑が予想されるが、平日15時からは比較的ゆっくりと観覧できると思うので、ぜひ多くのお客さまに楽しんでもらえれば」と来館を呼びかける。
開催時間は10時~19時(金曜・土曜は20時まで)。観覧料は、一般・大学生=800円、小中高生=500円。今月24日まで。