大分県立美術館OPAM(大分市寿町2、TEL 097-533-4500)の累計来館者数が3月1日、400万人を超えた。
2015(平成27)年4月24日の開館以来、7年11カ月で達成。コロナ禍を挟みつつも、目標に掲げている「年間来館者数50万人」のペースを守った。
節目の400万人目となったのは福岡県新宮町から訪れた石川大樹さん・咲子さん夫婦。大分の高校で寮生活を送っていた長男の卒業式で大分入りし、退寮式の時間に合わせて美術館に立ち寄ったという。
2人は1階アトリウムで行われた記念式典で、認定証とOPAMグッズの詰め合わせを受け取り笑顔に。大樹さんは「大分の最後に、うれしいサプライズ」と喜んだ。
過去の区切りは、100万人=2017(平成29)年1月26日、200万人=2018(平成30)年10月16日、300万人=2020年12月25日。開館以来の展示会単位の入場数は、2017年の「ジブリの大博覧会」が19万4564人で最多。