大分市市の国道210号添いで現在、ハクモクレンが見頃を迎えている。
木上バイパスの一区間に数十本が植えられている。白いモクレンの並木道の通称はホワイトロード。近隣には多くの大型商業施設が立ち並ぶ。
モクレンは「ハスに似た花を咲かせる木」から「木蓮」とされ、花の色が白い種はハクモクレンと呼ばれる。春に、花びらの幅が広く厚みがある大型の花を上向きに咲かせる。
3月9日の大分市の最高気温は17度。花は春風に揺られながらポカポカ陽気の中で白さを競い合った。別府から足を運んだという30代女性は「春の空に手を伸ばしているかのよう。元気な姿が気持ちいい」と笑顔で話していた。