大分地方気象台は3月24日、大分市内で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。
同気象台構内の標本木の花か?5、6輪開いたことから「開花」とした。平年(3月24日)と同じで昨年(3月23日)より1日遅い。今後、1週間から10日で満開になる見込み。
九州地方では3月18日の福岡で始まり、19日に宮崎、21日に長崎、22日に佐賀と熊本で開花しており、大分は鹿児島と並んで最も遅かった。
桜の開花が進んでいる別府市の別府公園(別府市野口原)では既に満開の木もあり、一足早い花見を楽しむ市民の姿が見られる。
オーストラリアのアデレードから市内にホームステイで訪れているという男性は「日本の桜は美しい。何枚も写真を撮った」と満足そうに話していた。