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「特急ソニック」が大分の中心街を練り歩き 県立美術館とアートでにぎわい創出

恋塚駅長を先頭に出発進行

恋塚駅長を先頭に出発進行

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 JR大分駅の職員らが5月15日、「特急ソニック」のアート作品を担いで中心街を練り歩いた。 動きのある芸術で街なかににぎわいを創出しようと、JR大分駅と県立美術館OPAMが始めて実施した。

商店街を練り歩く「特急ソニック」

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 「ソニック」は福岡県と大分県を結ぶ特急列車。担ぎ物は、大分駅ホームにあるギャラリーに展示中の作品で、大分市の美術家・安部泰輔さんが制作した。古着や新聞、段ボールなどを素材に約10メートルのアートに仕立てている。

 15日はJR大分駅を起点にセントポルタ中央町やガレリア竹町などの商店街を通り、大分県立美術館を目指すルートで練り歩いた。同館で6月から開かれる、豊後大野市出身の彫刻家・朝倉文夫県出身の生誕140周年記念展のPRも兼ね、朝倉芸術をモチーフとした張りぼてのかぶり物も登場した。

 一行は駅前を13時30分に出発。恋塚秀和大分駅長ら10人が「大分いいとこ、きちょくれきちょくれ、ソニックソニック、わっしょいわっしょい」の掛け声と共に商店街を練り歩いた。

 恋塚駅長は列の一番前に立ち、先頭車両を掲げながら汗だくになって歩いた。「制服を着たまま街なかで市民と触れ合うのは始めだったが、多くの笑顔がうれしかった。ソニックと芸術に親しみをもってもらえたのでは」と話す。

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