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大分県立美術館でフランスと日本の近代洋画展 モネ、ピカソ、劉生ら名作85点

大分県立美術館で始まった住友コレクション名品選

大分県立美術館で始まった住友コレクション名品選

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 大分県立美術館(大分市寿町2、TEL 097-533-4500)で現在、「住友コレクション名品選 フランスと日本近代洋画」が開かれている。同館が主催し、大分経済新聞が後援する。

岸田劉生らの名作が並ぶ

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 住友家第15代当主・吉左衞門友純(ともいと)(号・春翠)が始めた日本で最初期の洋画コレクション。友純が1897(明治30)年の訪欧時にパリで購入したクロード・モネの2作品のほか、代を経て収集された作品のうち、泉屋(せんおく)博古館東京が所蔵する85点を展示している。

 会場は「日本へのフランス絵画の請来」「日本近代洋画の精華」「フランスと日本・美の対決」「戦後美術の珠玉」の4部構成で展開。モネが20代前半で描いた「サン=シメオン農場の道」、麗子が麗子の髪を結う岸田劉生の「二人麗子図」、住友の屋号「泉屋(いずみや)」にかけて求めたとされるパブロ・ピカソの「泉」などの名作が並ぶ。

 開館時間は10時~19時(金曜・土曜は20時まで)。観覧料は、一般=1,200円、大学・高校生=1,000円、中学生以下無料。8月31日まで。

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