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JA全農おおいたと小川香料が事業連携 大分県産農産物のブランド価値向上へ

JA全農おおいた小川香料の事業連携協定締結式

JA全農おおいた小川香料の事業連携協定締結式

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 JA全農おおいたと国内香料メーカーの小川香料(東京都中央区)が8月18日、大分県産農産物のブランド価値向上などを目的に事業連携協定を締結した。

調印書を手にする小川社長、佐藤部長、藤田本部長(左から)

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 小川香料は2018(平成30)年に農業参入。大分県と「香りの連携協定」を結んだ。同年から佐伯市米水津でレモン栽培に取り組んでいるほか、2020年以降、カボス、大分県産のイチゴ「ベリーツ」を原料とする食品用香料などを開発してきた。

 両者はこれまでにも農業参入や天然資源の紹介などの場面で連携してきた。今後、大分佐伯産レモンを使った香料開発などが見込まれることから、さらなる農業活性化の軸として協定を結ぶに至った。

 18日はJA全農おおいたで締結式を行い、小川裕社長と藤田明弘県本部長が佐藤章県農林水産部長の立ち会いの下で署名した。

 小川社長は「今後も大分県と三位一体となり、県農産物の魅力を香りに変えて国内・海外に広く発信していきたい」とあいさつ。藤田県本部長は「カボスなどのブランド価値の向上、付加価値の創出に向け、多様な取り組みができる」と期待を込める。

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