別府市の上人ケ浜公園(別府市上人ヶ浜町)内に6月2日、スケートボードエリアなどを含むアーバンスポーツエリアがオープンした。
公園の南側にスケートボードとインラインスケートの専用エリア(15メートル×50メートル)とバスケットボールの3on3対応コート1面(340平方メートル)を整備した。いずれもコンクリート舗装。スケートボードエリア内はヘルメット着用が必要。
2日11時から開かれた開幕セレモニーで、長野恭紘別府市長が「ルールを守ってみんなで楽しい場所にしていってほしい」とあいさつ。地域の子どもたちによるスケートボードの試走や3on3のミニゲームなどが行われた。別府市内の小学生男児は「近くに気軽にスケボーが滑れる場所ができてうれしい。いろいろな技を磨きたい」と笑顔を見せていた。
市は昨夏、関の江海水浴場に仮設スケートボードパークを設置。若年層の利用者らから常設を要望する多数の意見を得ていた。今後について、市公園緑地課は「子どもたちに、コンクリート面に絵を描いてもらう予定。要望があれば、スケートボードエリアにジャンプ台などのセクションを設置することも考えていく」としている。
開放時間は日の出から日没までで、利用無料。