ハンゲショウの白い葉を楽しむ観賞会が6月28日~30日、大分市横尾の休耕田を開墾した「うーたの里」で開かれる。
ドクダミ科の多年草。夏至から11日目の「半夏生」(今年は7月1日)の頃に、葉が白く色づくことから「半化粧」の名が付いた。葉は夏を過ぎると緑色に戻る。大分県のレッドデータブックでは準絶滅危惧種に分類されている。
里は地域住民らでつくる「うーたの会」が管理。現在は27人が草刈りや雑草取り、板張り観察道の整備などに取り組んでいる。
ハンゲショウは約2000平方メートルの広さに自生しており、同会によると「今が見頃」。神宮司昭夫会長は「広いエリアに群生する様をゆっくり楽しんで」と呼びかける。
開催時間は3日間とも9時30分~16時。参加無料。特製はがきを配布するほか抽選会も行う。29日は和笛、30日はオカリナの演奏会も予定。いずれも10時30分から。