夏の夜空の風物詩・ペルセウス座流星群が極大(ピーク)を迎えた8月13日未明、大分県でも由布岳上空などで多くの流れ星が観察できた。
由布岳上空を流れるペルセウス座流星群(元写真、8月13日2時21分ごろ撮影・30秒露光)
国立天文台によると、1月のしぶんぎ座流星群、12月のふたご座流星群とともに三大流星群とされる。母天体は、太陽の回りを約130年の周期で回るスイフト・タットル彗星で、今年の活動は8月12日23時頃に極大となるとしていた。
由布岳(標高1583メートル)は由布市湯布院町と別府市の境にそびえる。二つの耳を持つ山姿から「豊後富士」と親しまれている。
由布岳を望む由布岳南山麓自然パークにも日付が変わる頃から親子連れの姿が。ビデオカメラを構えながら「流れたっ」などと声を上げて真夏の天文ショーを楽しんでいた。