別府の上人ケ浜公園(別府市上人ヶ浜町)にあるアーバンスポーツエリアを子どもたちが手形などでアート化するイベントが10月6日に行われた。
別府市制100周年記念事業の一環。市の主催で、NPO法人「BEPPU PROJECT」が「上人ヶ浜公園アートコートプロジェクト」として企画。今年6月にオープンしたスケートボードとインラインスケートの専用エリアとバスケットボールの3on3対応コートのコンクリート舗装の一部で実施した。
事前に、別府育ちで、現在は国内外で活動するアーティスト・SIMON(シモン)さんがオリジナルキャラクターの宇宙人を模したデザインを、それぞれのエリアに描いた。5日は市内の小学生27人が参加。5チームに分かれて、赤・青・黄・緑の4色のペンキを使い、下絵のスケートボードやボール、ハート部分などに手形を押してアートコートを完成させた。
中には「赤と黄色を混ぜてオレンジにしたい」「青の上に黄色を垂らしたい」などと独自の工夫で色を付けていく子どもの姿も見られた。3時間かけて完成させたアートコートを見て、子どもたちは「カラフルできれい」「スケートボードをやりたくなった」などの感想を口にした。
エリアの開放は、ペイント部分の乾燥と定着を待ち、11月1日を予定している。