
大分市の「西寒多(ささむた)神社」(大分市寒田)で現在、薄紫色の藤の花が見頃を迎えている。
樹齢約450年という古木の幹回りは約2.3メートル。高さ約3メートルの藤棚(約330平方メートル)いっぱいに枝を伸ばす。花房は長いもので1メートル以上にもなり、周囲に甘い香りを漂わせる。
花は房の上から下にかけて順に開く。4月24日現在、ほぼ満開で、午前中から大勢の市民らが花房のカーテンを楽しんだ。
大分市在住の30代女性は「満開を待って訪れた。品のある色と香りに癒やされる」と話していた。
藤の見頃が終わるまで、連日、日没から21時までライトアップを行う。