
7月31日の日田市は38.6度を観測し、13日間連続猛暑日となった。観光客らは市内の桜滝(天瀬町)に足を運び天然のミストで涼を味わった。
予想最高気温の40度までは上がらなかったが、昼ごろに35度を超えた。気温はその後も上昇し、15時24分にこの日の最高気温を観測した。県内ではそのほか、豊後高田で37度、中津36.4度、玖珠で35.8度、国見で35度など、軒並み猛暑日となった。
桜滝は落差約25メートル、幅約15メートルで豊富な水量が特徴。流れ落ちる水のしぶきが桜の花びらのように見えることから名付けられたとされる。JR天ヶ瀬駅から徒歩10分圏内で、無料駐車場や平たんな散策道も整備されていることから「気軽に行ける名所」となっている。
7月31日は猛暑をしのごうと市民や観光客らが代わる代わる姿を見せた。福岡市から訪れた男性は滝つぼ近くに立ち、「桜しぶき」を体感。「涼しいところを探して、たどり着いた。天然のミストに包まれるのは本当に気持ち良い」と話していた。
8月1日も大分は高気圧に覆われて晴れて暑くなる。日田市の予想最高気温は39度、大分市36度。