大分市美術館(大分市上野町、TEL 097-554-5800)で9月21日、県の名産「真竹」を使用してギネスブック記録に挑戦するワークショップイベントが開催された。
9月5日から大分市美術館と大分県立美術館などが主催して中心市街地を1つの芸術ゾーンとして推進する「まちなかアートフルロードプロジェクト」の一環としても開催している同イベント。
県の名産で、日本にもともと自生していた品種といわれる「真竹」を使用して全長約120メートルのヘビ(夢錦ヘビ)の1部を作り、各地で作られた部分が大分市のまちなかでひとつにつながり巨大なヘビが完成しギネスブック記録に挑戦する。
事務局の喜多川さんは「大分県内の芸術文化ゾーンやさまざまな場所でイベントをすることにより、広く制作する喜びを分かち合い、それが一つの巨大造形物になり世界に発信される。芸術を身近な物に感じ、楽しむことで大分県民が芸術文化にふれ合う一つのきっかけになれば」と期待を寄せる。
今後も、同製作ワークショップイベントを別府美術館や臼杵市の中学校、県民芸術祭などで展開する予定。11月30日には市内竹町で「最終ジョイントセレモニー」を開き完成させる予定。