大分のご当地アイドル「スパティオ」をメーンに中高生20人が基礎化粧品をPRするインターネット動画CMの配信が10月21日、動画サイトやSNSなどで始まる。

大分発美少女アイドルユニット「スパティオ」

　市内のタクシー会社「日豊タクシー」（大分市森）専務の福本敏弘さんが前職の広告代理店での経験を生かした「映像製作や、大分に眠る光る原石を発掘して活躍の場を創出し地域を盛り上げていきたい」と2010年にシネマスコープを事業部として設立。その活動の中で集まった人材を「大分発の美少女アイドルユニットSPATIO（スパティオ）」として県内を中心に活動している。

　今回の動画CMはハーバー研究所の広報担当者から「元気のいい年代の女性たち（スパティオ）を起用することにより、幅広い年齢層に商品を注目してもらえる動画を作りたい」と相談を受けたところから企画が立ち上がった。シネマスコープに在籍するスパティオと研修生が友人・知人に声を掛け、20人の参加により実現。専属の振付師と新たに考え撮影にこぎ着けた。

　福本さんは「地道な活動によって大手の会社からの引き合いも増えた。おかげさまでモデルやアイドルをしたいと申し込みもかなり多い。今回の撮影では楽しさや元気を演出できたと思う。クライアントのコンセプト『日本中をハッピーにしたい』を少しでも伝えたい。地元大分から元気を発信してこの動画で貢献できれば」と期待を寄せる。

　動画CMは10月21日から、配信を予定している。