大分のギャラリー併設ダイニングカフェ「the bridge(ザブリッジ)」(大分市中央町3、TEL 097-532-6656)が10月10日、2周年を迎えリニューアルオープンした。
フンドーキン醤油(しょうゆ)の倉庫跡を使い、アーティストイベントや音楽イベントなど芸術文化系複合スペースと、ダイニングカフェを展開する同店。
コンセプトは「毎日を豊かに楽しむ」で、本格的な日本料理をメーンとしたコース料理(3,000円~)やランチメニュー(850円~)などを提供する。
店舗面積は約100坪。ダイニングスペース約60席、カフェスペース40席、テラス15席、個室約10席の約125席を用意する。スペースとして分けているが、好みで座席を選ぶこともできる。
今回の改装では床面以外は全てスタッフが手作業で行った。本田マネジャーは「いつも『自分たちらしく』をコンセプトにお店を作っている。2年間かけて少しずつの改装も全て手作業でやってきた」と話す。改装によりこれまで分けていたアーティスト作品を展示するスペースとダイニングカフェを複合し、「アート作品の中で食事やドリンクが楽しめる空間」を作った。
本田マネジャーは「これまでと変わらない居心地の良い空間を作りたい。たくさんの美術作品が身近にあることで、よりアートイベントや展覧会に興味を持ってもらえれば」と期待を寄せる。「4月より本格的な料理を味わってもらいたいと料理長を招いた。県内産の材料を使用したこだわりの料理も提供できる。食のイベントなどを通して中心市街地の活性化にも貢献していきたい」とも。
営業時間は11時~24時。