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大分府内5番街にイタリア料理の新店-シチリアワイナリーのアンバサダーに認定

オステリア・ブーチョで販売されるデリカテッセンの盛り合わせ

オステリア・ブーチョで販売されるデリカテッセンの盛り合わせ

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 大分の府内5番街に11月14日、イタリア料理「オステリア・ブーチョ」(大分市府内3、TEL 097-574-9373)がオープンした。

店内のバーカウンター(オステリア・ブーチョ)

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 2012年10月から明野北で営業していた同店。オーナーシェフの管恵美子さんが料理教室や講演を行う中で市内中心部への要望が増えたため、移転を決めた。管さんは埼玉県出身、28歳でイタリアに渡り料理を学び、帰国後は都内レストラン・ドクターズレストランなどの料理長を務め栄養学や食育への知識を深めた。大分へはコンサルタント業務で訪れた時に「海・山の素材の素晴らしさに感動した。その素晴らしさを県内、県外、海外に発信したい」と開業した。

 店名のオステリアはイタリア語で「おもてなし」、ブーチョは「穴」を意味しており、管さんの料理に対しての真面目さと遊び心を表した。店内は木をメーンに所々にシチリアタイルを使用し、イタリア・シチリア島のレストランを思わせる雰囲気を演出。バーカウンターの上部は黒板調になっていて、デザイナーが手描きした絵とイタリアの童謡の歌詞が記されている。バール部分にバーカウンター6席、テーブル6席、店内奥のサロン部分にテーブル30席の計42席を用意する。

 12月からは夜のバースペースをオープンし、ディナーを含めた本格営業は年明けを予定する。メニューは県内産のオーガニック素材などを使用するため、その日の仕入れにより変わる。

 管さんは「食材選びに畑まで足を運ぶが、大分県の食材は本当に良い。体に良い食材など『健康』をキーワードに料理を提供していきたい」と話す。「体をいたわる食や健康を求める人が楽しんで食事をしたいと思ったときに、このお店を選んでもらえれば」とも。

 10月には、九州では同店を含め2店しか認定されていないシチリアのワイナリー、プラネータ社のアンバサダーに認定された。

 営業時間は11時~22時。ランチタイムは11時20分~15時(LO14時30分)火曜定休。

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