大分市iichiko総合文化センターのアトリウムプラザ(大分市高砂町2)をメーン会場に12月20日、「HEart of Christmas!2014」が始まった。主催は大分県芸術文化ゾーン創造プロジェクト実行委員会(事務局TEL 097-533-4011)
2015年4月24日に予定される県立美術館開館に向けて、大分市の中心部の商店街や県、オアシスひろばの関係団体が一体となって、アートと音楽、パフォーマンスを取り入れたにぎわいづくりを目的に企画された今年3回目の同イベント。コンセプトは「まちにアートと音楽と笑顔があふれだす」で、メーン会場の同センターだけでなく、サテライトスポットとして市内のガレリア竹町、セントポルタ中央町などの商店街でさまざまなイベントが開催されている。
参加したチョークアーティストでストリートペインターの松本かなこさんは、「子どもの絵を描くのが好き。描いている最中にもたくさんの子どもに声を掛けられてうれしい」と話す。
モノヅクリサローネでは県内外の作家約48店舗が参加しハンドメードの雑貨や革小物などを販売した。「五感を使って、子どものさまざまな可能性を引き出す」ことをテーマにした「ハッピー・キッズ・クリスマスinグランシアタ」では、多くの子どもが訪れ県産材を使用した積み木など約3000個を楽しんだ。
県農林水産課の西胤(にしつぐ)さんは「県産の木に触れて親しんでもらった。大分の木のファンにつながってほしい」と期待を寄せる。
大分県立美術館OPAM誕生記念スケッチ&ドローイング作品発表会では、参加した学生がメーンステージでそれぞれの作品テーマや制作の苦難などを発表した。
パネル展などの開催時間は12時~18時。今月23日まで。