大分・津久見市内で2月1日から「つくみ産本まぐろフェア」が始まった。主催は津久見まぐろ研究会(津久見市中央町、TEL 0972-82-5111)
「津久見産の本まぐろを地元で食べてほしい」と初めて開催される同イベント。本マグロは50年にわたるブリ養殖のノウハウを生かして2007年度よりクロマグロの養殖を行っている兵殖(津久見市高洲町)が手掛け、津久見湾で養殖された本マグロ(4年物、50キログラム前後)を使用する。
水揚げされたマグロを加工販売会社であるカスガ水産(津久見市大字千怒)が解体し、同社が導入した急速アルコール冷凍機で小分け凍結することにより鮮度を保ち、市内の料理店に提供する。
参加店はオリジナルメニューや地域の郷土料理「ひゅうが丼」などを振る舞う飲食店10店と土産品など物販店7店の17店舗が参加。スタンプラリープレゼントキャンペーンも実施している。
兵殖の角田社長は「養殖マグロはほとんどが関東へ出荷されている。地元の物は地元で消費されるのが一番。このイベントが、そのきっかけとなれば」と期待を寄せる。
「土日は、用意した本マグロが完売になる店舗も出てきている。水揚げ期間のみの提供になるので、この機会にぜひ多くのお客さまに津久見産本マグロを食べてほしい」と商工会議所高木さんは呼び掛ける。
4月5日まで。