八鹿酒造(大分県玖珠郡九重町 TEL 0973-76-2888)で4月12日、酒蔵開放「なしか!祭」が開催される。
1864(元治元年)年創業の伝統を守りながら、新しい流れを取り入れた酒造りを行う同社。1995年3月に自社初の全麹ブレンド麦焼酎を開発し、大分らしいネーミングと社長の縁から「なしか!」と名付け販売を始めた。同商品の販売記念をきっかけに毎年開かれている同イベントは今年で20回目。「なしか」は大分の方言で「なぜ」「どうして」の意味。
当日は、昭和30年代をイメージしたレトロ風の会場に、地元バンドの演奏などのステージイベント、餅まき(くじ付き)、南京玉すだれ実演、バナナのたたき売り、地酒の試飲などを行うほか、パッチン、ヨーヨー釣りなど懐かしい遊びゾーン、焼きそば(100円~)などの屋台も出店を予定している。
酒蔵の中にバーカウンターを設け、焼酎「なしか!」をベースにした5種類のカクテル(1杯200円)が楽しめる「なしかBAR」を開設するほか、OBSラジオ番組「夕方なしか!」の公開生放送も行われる。
同社総務経理部長の熊谷さんは「毎年たくさんのお客さまに来場していただいている。安価でふるまう『なしか鍋」もあり、たくさん食べて飲んで存分に楽しんでいただけるイベント。当日は会場から歩いて1分の恵良駅に停車する臨時列車も増発、特急列車も臨時停車するので、安心して楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。入場無料。