大分中心市街地で7月31日、「おおいたトイレンナーレ」とのコラボイベント「まちなか同時多発BunDoku読書会」が開かれた。
おおいたトイレンナーレの「まちなか体験イベント」として、参加者間で本を紹介し合う大分朝読書コミュニティー「BunDoku(ブンドク)」とのコラボレーション企画として開かれた。
同会は2013年に主催する堀米顕久さんが他地域での経験を踏まえ、「本を通じて人生をより豊かにする仲間が集う場」をコンセプトに設立した。月1~2回の頻度で集まり、持ち寄った本をそれぞれ紹介する。
今回の参加者は約20人。「トイレにまつわる一冊」「ホラー・怪談&怖い絵本」「官能系」「ミステリー」の4つのテーマごとに用意した会場で開かれた。各会場までにトイレンナーレのアート作品を見るなどの要素も取り入れた。
堀米さんは「本を通して人とも出会い、新たな本にも出会う事ができる。通常のイベントとは違ったジャンルになるが、新たなコミュニティーの創出に取り組んできた。本を通して大分を盛り上げていければ」と意気込む。
市内から参加した亀野麻美さんは「トイレを題材にしたテーマはこれまでなかったので楽しかった。新たな本など今後も参加して楽しみたい」、熊本県から参加した瀬川浩平さんは「初めて参加したが楽しかった。年代も幅広く普段の生活では出会わない層の人たちとの話もでき良い勉強になった。今後も参加したい」と、それぞれ話していた。
各会場での読書会終了後、参加者全員がメーン会場の二八堂ギャラリー(大分市中央町2)に集まり本の紹介と本の撮影を行った。