別府のNPO法人「BEPPU PROJECT」(別府市野口町2)が県より委託を受けて運営するアーティスト支援施設「清島アパート」の新年度利用者の募集が2月1日、始まる。
「別府現代芸術フェスティバル2009『混浴温泉世界』」のプログラムの一つ「わくわく混浴アパートメント」の会場として使われた同施設。会期終了後も、同NPOがアーティスト活動支援の場として、居住、アトリエとしての利用を前提に運営している。同施設は、日本の有名漫画家を多く輩出したトキワ荘(東京都豊島区)の「アート版」を目指すという。
利用者は年に一度、全国から公募。応募者は県外在住のクリエーターやアーティストがほとんどで、これまでの利用者は計19組。
1階部分はプレゼンテーションルームとして公開制作や作品発表の場に、2階は居住可能なプライベートルームになっている。利用者は月額1万円で2部屋を借りることができる。
担当者の古原さんは「新しい利用者が参加することによって、これまでにない新たな力を注いでほしい。地域にとっても活力として貢献できれば」と期待を寄せる。
利用期間は4月8日~2015年3月31日。申し込み期間は2月1日~28日。詳しくはホームページで確認できる。