ホルトホール大分(大分市金池南1)3階大会議室で10月3日、「大友氏遺跡フェスタ」が開かれる。主催は大分市教育委員会(TEL 097-537-5639)
大分市生活文化展の開催に併せて毎年開かれる同イベントは今年で15回目。大友氏遺跡(大分市顕徳町3)の発掘調査の成果を市民に知ってもらうことを目的に、2001年に始まった。
意見交換会では「知ろう!語ろう!明日の大友氏遺跡歴史公園」をテーマに、文化庁から中井將胤調査官を講師に迎え講演会を開くほか、参加者をグループ分けして意見交換や発表を行うワークショップも行う。市の史跡担当班グループリーダー斉藤さんは「人数制限はあるが、できるだけ当日でも参加希望者には参加してもらえるよう配慮する」と話す。
10日には関連イベントとして、大友氏館の庭園跡を中心に遺跡の発掘調査を解説する「遺跡現地説明会」(10時~12時)を行うほか、10日、11日には大分城址公園の生活文化展会場でゴム鉄砲大会や紙芝居、パネル展示なども予定している(10時~16時)。
斉藤さんは「最新の発掘状況や出土した遺物展示なども見て触ることができる。大分の歴史を身近に感じて、生活文化展と共に楽しんでもらえれば」と参加を呼び掛ける。
開催時間は12時30分~15時40分。参加無料。