別府亀川漁港(別府市亀川浜田町)で10月16日・17日、県農林水産祭おおいたみのりフェスタ水産部門「水産振興祭」が開かれた。
別府の秋の風物詩として毎年恒例の同フェスは今年で34回目。「O・I・T・A(おいしさ・いっぱい・地域の・味)『大分』」をスローガンに掲げ、毎年10万人を超す来場者が訪れる人気イベントとなっている。昨年は11万5000人が来場した。
今年は、大分県漁協各支店など地元漁業関係者が約60店を出店し、関アジ・関サバ、かぼすブリ、緋扇貝(ひおうぎがい)などを販売したほか、浜の母ちゃんの味コーナーでは、魚食普及として水産加工品を販売した。
このほか、「ブリのつかみ取り」「巻きずし早食い競争」「さかなのつかみ取り」などを行い、多くの来場客でにぎわった。
大分県漁協日隈専務は「天候を心配していたが晴天に恵まれた。リピーターの方々に多く愛される行事となってきた」と話す。