大分市中心部で11月3日、「第7回豊の国YOSAKOIまつり」が開催された。
九州全県と本場高知から計50チーム、約850人が参加した同イベント。参加チーム参加人数共に過去最高となった。時間ごとに場所を変えて行われた昨年に対し、今年はメーン会場の若草公園(大分市中央町)で開会式が行われた後、若草公園、JR大分駅前、西新町の3会場で同時に演舞が行われた。JR大分駅前と西新町の会場は、ギャラリーの目の前で演舞できることもあり「迫力が伝わる」と演舞者に人気が高かった。
大分県YOSAKOI連絡協議会の須賀会長は「7回目を迎え大分のYOSAKOIとして少しずつ定着してきた。県内から過去最高の13チーム、学生チームは12チームが参加した。若いメンバーが増えることにより、イベント自体の迫力が増した」と話す。
福岡から参加の第3回優勝チームS華炎副代表の秋吉さんは「九州の人はお祭り好きで派手好き。大分は本当に楽しいし会場も良く踊りやすいので毎年たのしみ」と語り、「よさこいの良さは一言では、言い表せない。ぜひ体験していただいてこの感動を共有してほしい」と鹿児島から参加のあばれん代表は熱く参加を呼び掛ける。
各会場で演舞終了後、若草公園会場で審査表彰・閉会・総踊りが行われ、最優秀賞には、福岡のENTORANSE、優秀賞には鹿児島の薩摩源氏蛍、福岡のJR九州櫻燕隊が選ばれた。