大分駅前北口広場で4月29日から、九州最大級のクラフトビールの祭典「九州ビアフェスティバル」が開かれる。主催はクラフトビール製造メーカーとしても参加するブルーマスター(福岡市城南区、TEL 092-841-6336)をメーンに構成する実行委員会。
九州6会場を舞台に開かれる同イベントは今回で2回目。福岡でケイズブルーイングカンパニーを運営する大分市出身の加藤秀則さんが実行委員会を立ち上げ、福岡で6回開催し「全国各地のクラフトビールと地域フードのマッチング」を目指し昨年から九州各地での開催を始めた。
今回は大分・熊本が共同で開催。大分会場では県内の久住高原の天然伏流水を使用した無ろ過製法の「BeerOh!」(竹田市)、猪苗代地ビール(福島県)、やまぐち鳴滝高原ブルワリー(山口県)、松江ビアへるん(島根県)、THE BREWMASTER(福岡県)の5社が参加、約30銘柄を取り揃える。熊本での出店ブルワリーの銘柄を土産ボトルとして数量限定で販売するなど工夫を凝らす。
フードブースは、日田やきそばや中津空揚げなど県内のB級グルメなどを取り扱う店舗13店が出展を予定している。
そのほか、玖珠町の「日本童話祭」で登場する長さ35メートルのジャンボ鯉のぼりが3日・4日の2日間設置を予定している。
実行委員会の加藤さんは「クラフトビールはまだまだこれから。イベントを通じて全国各地に点在するビールを飲んでもらい多くの人に知ってもらいたい。街のにぎわいづくりにも貢献できれば」と来場を呼び掛ける。
参加者はセブンイレブン各店やヤフージャパンが運営するパスマーケットで販売する限定前売りチケット(3000円、ビアチケット6枚と特性グラス付き)を購入するか、当日会場内の販売ブースでチケット(専用ビアグラス300円、ビアチケット500円)を購入し参加。
開催時間は11時~21時(最終日は18時)。5月5日まで。