大分・日出町で現在、スタンプラリーイベント「ひじカレーラリー」が開催されている。
同町の特産品「城下かれい」にかけ日出町の「カレーライス」を提供する店舗を紹介する同イベントは、今回で2回目。「城下かれいの日出町はカレーもおいしい町だった」をキャッチコピーに、公募で集まった25店舗が参加する。同町が行う地域の飲食店振興事業の一環で、「町の良さをPRしながらファミリーなど幅広く楽しんでもらえるように」と企画された。
同イベントのために考案された「海鮮和洋ダイニングくじら」のまるでオブジェのような「超巨大!マグロからあげカレー」(1,080円)や「カレイ」と「カレー」の両方を同時に楽しめるドライカレー「カレー×カレイのロコモコ」(1,260円、1日10食限定)を提供する城下かれい料理店「能良玄家(のらくろや)」、半熟オムレツをサンリオの人気キャラクター「ぐでたま」に模した「ぐでたまのオムカレー」(1,280円)をハーモニーランドのレストラン「ハーベストテーブル」など参加する各店舗が創意工夫したカレーが登場している。
参加者はチラシに掲載された店舗でカレー料理を食べた後、二の丸館や参加店で用意されたチラシに付いた応募用紙に、各店舗に備え付けられたスタンプを押していく。スタンプ必要数を集め、日出城址(じょうし)周辺の観光交流拠点「二の丸館」(速見郡日出町)に持ち込むと、スタンプ3個で先着200人に「ひじカレー缶バッジ」、全店制覇のスタンプ25個で先着3人に日出焼特注品の「ひじカレー皿」が進呈されるほか、抽選で城下かれいフルコースペア食事券、ハーモニーランド・ペアパスポートチケットなど、日出町ならではの商品が総計30人に当たる。そのほかSNSインスタグラムを活用したキャンペーンも同時に展開する。
日出商工観光課主任の橋本樹輝さんは「昨年よりも規模が大きくなって開催できた。スタートして約1カ月だが、県外からの観光客の参加も多い。城下かれいだけでなく、各店舗が工夫を凝らして作ったカレーをぜひ食べに来てもらいたい。長く続くイベントとして継続していければ」と期待を込める。
開催期間は2月28日まで。