大分の中心市街地商店街で2月4日、「~南蛮絵巻~ 仮装パレード・コンテスト」が開かれる。
16世紀半ば日本でいち早く「南蛮文化」が花開いたと言われる同市の、歴史・文化的資源を利用し、文化・芸術の持つ創造性を地域活性化に生かすことを目的とした事業「宝のまち・豊後FUNAI芸術祭」の一環で、「にぎわい事業」として開かれる同イベントは昨年に続き2回目。
まちなかにぎわいステージ(竹町ドーム広場)での大友宗麟鉄砲隊や大友杏葉武将対などによる演舞・ダンス(13時~)から始まる。仮装パレード・コンテストの「南蛮絵巻」(14時30分~)には公募で市内・県内中心に愛知県や長崎・宮崎・熊本などから集まった計約200人(昨年170人)が参加を予定している。同ドーム広場からスタートし、中央町商店街、府内5番街商店街など中心市街地4つの商店街を練り歩き、同ゴール地点に到着後は県内在住のお笑い芸人「野良レンジャー」がMCを務め、仮装コンテストも開かれる。
そのほか、ステージではWOODSTOCKインターナショナルスクール、大分大学分科会吹奏楽部による演奏やご当地アイドル「SPATIO」による音楽ライブも開かれる。会場内では、「南蛮航路カレー倭寇(3種類のカレーが選べるバイキング)」や「ポルトガルワイン」の販売、南蛮文化体験コーナーも設置し「コンペイトー作り体験」や「とんぼ玉のストラップ作り体験」などが行われるほか、ゴム鉄砲・甲冑(かっちゅう)体験ブースでのゴム鉄砲大会なども予定する。
市企画部文化国際化の渡邊耕三さんは「当日はいろいろな格好の人が会場を埋め尽くし見るだけでも楽しめる。体験コーナーも充実しているので多くの家族連れに参加して市街地を楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。「同芸術祭のホール事業も各所でさまざまなイベントを開催するので合わせて参加してもらいたい」とも。
にぎわい事業は13時~17時(仮装パレード=14時30分~15時30分、コンテスト=15時30分~16時30分)。参加無料。