大分・津久見の四浦半島で2月12日、第5回「豊後水道河津桜まつり」が始まった。
毎年開催しているウオーキング大会「豊後水道絶景ウォーク」の参加者に景観を楽しんでもらうと共に、地域住民やボランティアが中心となり、2004年の台風23号により大きな被害を受けた地域復興のシンボルとして、2005年1月から植樹を始めた四浦半島の河津桜は今年で11年目。
今年は昨年より約600本増加した約4600本が見頃を迎えている。植樹10周年の昨年は来場者が多く、道路が渋滞するなど年々人気を博し来場者が増えている。
関連イベントとして、「海鮮広場(四浦うみ畑)」「まぐろ屋台」、第15回豊後水道絶景ウォーク、2017つくみ桜フォトコンテストを開催する。市内の菓子店など13店がこの時期に合わせて考案した期間限定の菓子や土産品、弁当などを販売する。限定メニューには津久見市のマスコットキャラクター「つくみん」マークの期間限定シールが張られ、商品の売り上げの一部は、同市河津桜育成事業に充てられる。
四浦を考える会の小谷栄作会長は「年々植樹により桜が増えると共に来場者も増えてきた。来年1月末までにはさらに500本植樹し5000本超えを目指している。育てる手入れも大変だが地域の人と協力して取り組んでいきたい。さらに多くのお客さまが市外から来て楽しんでもらえる場所になれば」と期待を込める。
豊後水道河津桜まつりは2月26日まで。