ホルホトール大分小ホール(大分市金池南1)で5月31日・6月1日、劇団5454(ランドリー)の大分初公演「好き」が上演される。
劇作家の春陽漁介さんを中心に、2012年8月に日本大学芸術学部の先輩・後輩などが集まり旗揚げされた同劇団。劇団名の5454は「ランドリー」と読み、「舞台を見終わった後、日常の嫌な気持ちやストレスなどを『5454(ゴシゴシ)』と洗い上げてしまう劇団」を目指して付けられたという。
第11回公演「好き」は東京・大阪・大分の3会場で公演。東京公演では1500人以上の観客を動員した。九州、大分での同劇団の公演は大分市出身で主役を務める工藤佑樹丸さんの熱望により公演へとこぎ着けた。チケットは、初日19時からの公演が満席となったため、急きょ、同日14時~の追加公演を決定した。
「好き」の舞台は公園や部屋などを設定、転換に時間を掛けない春陽さんの演出にミュージカルやオーケストラのような演出も注目を集める。「心が引かれること。気に入ること。自分の思うままに振る舞うこと。または、そのさま。」など、さまざまな「好き」を表現している。
劇団のPRを担当する佐藤りんださんは「今回の大分公演は、上京時から工藤さんの目標の凱旋公演。メンバー一同、これまで経験の無い場所で何とか成功させたいと取組んでいる。大分出身の主役の姿を多くの人に見てほしい」と来場を呼び掛ける。「主役の頑張りにより3日前に追加公演も決定した。追加公演(14時~)はまだまだ空きがあるので申込みをお待ちしています」とも。
開演は、31日=14時、19時、6月1日=19時。上演時間は約120分。入場料は、一般=3,500円(前売り3,000円)、学生=2,000円。