日出町で5月26日、「ひじはく」が始まった。主催は日出町観光協会(速見郡日出町、TEL 0977-72-4255)。
同町の「食・自然・歴史文化」などを体験する同イベントは今年で2回目。地域資源の総合的なブランド化を目指す「ひじストーリー」事業の一環。今回は49の体験型プランを用意する。
町民と共にワークショップなどで決定したコンセプトは「きどらずにでも上質なひじの旅」。町民が中心に「誘い(いざない)人」となって参加者を案内する。
用意するプランは、城址エリア、里・山エリア、大神エリアの3エリアに分け、寺院と食堂がコラボレーションした「お寺でエキゾチックな食事会」や、360度の絶景の地で、ミヤマキリシマと出会う「樹木医と古道を辿(たど)る感動トレッキング」、外国人観光客向けや、東九州自動車道開通を生かし別府市や宮崎県などと連携したプランも用意する。
同会スタッフは「食・自然・歴史文化をはじめ、地域の人々とできるだけ多く触れ合うてほしい。日出の魅力を多くの人に知ってもらい、さらなる発信につなげたい」と話す。
開催日や参加方法はプランにより異なる。現在、ガイドブックを町内の二の丸館や役場、各市町村観光協会などで配布している。7月30日まで。