大分のラーメン店店主やラーメン好きの地元民など有志でつくる「大分ラー麺’S倶楽部」が6月14日、「九州ラー麺’Sフェス」の概要を発表した。
大分のラーメン好きが集まるコミュニティーとして2011年6月に設立した同団体。発起人の田村将治さんが代表を務め、メンバーは現在、5000人を超える。
8月26日・27日に開催する同フェスは、大分県内のラーメン店が中心となり開発したコラボメニューなどを販売。これまでに1万杯以上のラーメンを提供するなど人気を集めている。
同団体ではこれまで、イベント名を「大分ラー麺’Sフェス」としていたが、今年から「九州ラー麺’Sフェス」に変更し、規模を拡大して開催する。
大分県内の人気ラーメン店がコラボしたラーメンを一杯500円で提供するほか、福岡などから人気店も参加を予定する。会場では、肉フェス参加店なども出店し、季節に合わせたメニューの提供を予定している。
田村さんは「昨年は地震の影響で九州全域が衰退した。大分だけでなく九州全域へエリアを広げ『九州は一つ』とし、一体となって頑張りたい。大分のラーメンレベルは年々上がっている。フェスで食べ比べ、実感してほしい。ラーメンを通じて地域活性化に貢献したい」と意気込む。
「豊後ラーメン一刀竜」店主の久保田一生さんは「当イベントでしか食べることのできないラーメンを店同士が工夫し作り上げる。大分のラーメンを県外にアピールしたい」と話す。