うみたま体験パーク「つくみイルカ島」(津久見市四浦、TEL0972-85-3020)で8月20日、バンドウイルカの赤ちゃんの命名式が行われた。
今年5月14日に母(サキ)と父(アテネ)の間に誕生した赤ちゃんイルカの名前を7月23日から公募。応募総数約1540通の中から「ツバサ」が選ばれた。
名付け親は大分市内の幼稚園に通う藤本芽生(めい)ちゃん(4)。名前の由来は「赤ちゃんイルカを見たとき翼があるように見えた」という。公募が始まった当日に家族で同イルカ島を訪れ、名前の公募を知った。父親の貴司さんは「まさか娘が考えた名前が選ばれると思わなかった。本当にびっくりした」と話す。
選考は、イルカ島を運営するマリーンパレス田中館長と飼育スタッフが担当した。田中館長は「とても難しかったが、すくすく大きく成長していくようにという願いで決めた」と話す。
命名式では、イルカの名前と名付け親の名前が刺しゅうされたイルカのぬいぐるみや食事券などが藤本さん親子に授与された。