大分駅間広場周辺で9月8日~の3日間、「スポーツ・オブ・ハート2017in大分」が開かれる。主催はスポーツオブハート。
「障がいのある人ない人も、みんなで楽しめるスポーツと文化の祭典」を通じて開かれる同イベントは大分県では初開催で、今年で5回目。2012年より障がい者スポーツの支援や社会福祉について考えるときに重要な概念とされるノーマザイレーションの社会実現の発信をテーマに渋谷区などと共同で開催している。
主催者によると大分は、国際車いすマラソンをはじめ、1964(昭和39)年の東京パラリンピックに大きく貢献したといわれる社会福祉施設「太陽の家」の発祥の地で、健常者と障がい者が共に暮らせる環境への取り組みをいち早く進めてきた。「趣旨に賛同し初の地方開催が実現した」と言う。
イベントでは有名タレントや元オリンピックメダリストなどが参加しスポーツプログラム・ステージプログラムなど多彩な催しを用意するほか、飲食ブース「TOKYO FOOD PARK」には東京で人気の4店が参加する。
そのほか、市内小学校で授業の一環とした「小学校×SOH授業一環型プログラム」、高橋尚子さんと車いすランナーによる陸上教室なども予定。
各種イベントの開催時間はホームページで確認できる。参加無料。申し込みは9月10日まで。現在、公式SNSパートナーfacebook公認プロジェクトで1いいねを1円と換算し相当額の寄付を呼び掛けている。