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大分市で知的祭典「エンジン01」 多彩な講座で著名人との交流深める

会場で漫画を描く東村さん

会場で漫画を描く東村さん

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 大分市の大分大学旦野原キャンパス(大分市旦野原)などで1月27日、著名人が講師となる「エンジン01文化戦略会議」のメインプログラムが開かれた。

大分愛をにじませたトークで会場を沸かせた指原さん

 「ひらいた。おおいた。~歴史、ひらいた! 未来、ひらこう!」をスローガンに開かれる同イベント。著名な文化人や芸術家ら総勢約150人が文化、芸術、経済、スポーツなどの講座を開き、参加者と知的交流を図った。

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 27日は、大分大学でメインプログラムとなる81の講座と県内の中学・高校生を対象とした「ハローワーク」を開催。「1時限」の第2教室では「語ろう!いま何がはやっているのか」をテーマに、社会学者の古市憲寿さん、映画プロデューサーの川村元気さん、写真家の蜷川実花さん、漫画家の東村アキコさんら気鋭の若手が集結。邦画アニメ「君の名は。」のヒットについて、製作を手掛けた川村さんが「みんながそういう『気分』だったから。多くの人が心の中だけで思っていることをオープンにした」と流行を生み出す空気感について触れたほか、東村さんがその場で漫画を描くサービスなどを披露して会場を喜ばせた。同日夜には市内24の飲食店で講師たちと飲食しながら語り合う「夜楽(やがく)」を開いた。

 26日の開会式では、大分出身でHKT48メンバーの指原莉乃さんを招いたシンポジウムと、作家の乙武洋匡さん監修による障がい者のファッションショーが行われた。「ひらけ!大分の魅力」と題して行われたシンポジウムには市民ら約1,500人が来場。林真理子さん、磯田道史さん、河口洋一郎さんと指原さんが大分について話し合い、指原さんの「邪馬台国は大分にあったのか」との問いに、磯田さんは否定的な見解を示しつつも「三種の神器のうち草薙剣(くさなぎのつるぎ)は魚の骨のような形をしていて、北九州で出土する銅剣と同様の形をしている。邪馬台国の源流となったものが宇佐あたりを通過していった可能性がある」と持論を展開。また、林さんに郷土・大分への思いを聞かれた指原さんは「将来はここに帰ってきて家を建てたい」と返し、会場を沸かせた。

 最終日の28日はiichiko総合文化センターで脚本家の中園ミホさん、ジャーナリストの田原総一朗さんによるシンポジウムなどで締めくくる。会場では当日券(500円)販売している。

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