大分市のかんたん港園(大分市生石)で現在、「海辺のガーデニングフェスタ」が開かれている。主催は実行委員会(TEL 097-535-2444)。
海辺の地域を活性化する目的で始まったイベントは今年で15回目。コンテストや各種イベントやワークショップなどを実施する。同園を含む大分港西大分地区は、癒やしのスポットに再生したとして2017年度には国の「手づくり郷土(ふるさと)賞」の大賞を受賞している。
期間中は、事前に応募のあった植え込みや飾り付けを競うコンテスト作品60点を展示。各種ガーデニング教室、ヨガと食を楽しむイベント(5月3、13、18日)、無料コンサート(5月19日)、別府湾クルーズ(5月20日)なども開く。土日祝日には「おおいた Organic Market」が県産の有機野菜や自然栽培の農産物を使ったランチやドリンクを販売する。
30日は、市内の三線クラブ「あしびなぁ~」がコンサートで会場を盛り上げたほか、コンテストの表彰式も行われ、コンテナガーデン、ハンギングバスケット、ミニガーデン、チャレンジBOXの4部門で、審査員長賞、テーマ賞、人気作品賞などが発表された。
コンテナガーデン部門で人気作品賞を受賞した大分市松岡の丸山久美子さん(60)は、緑とさびた鉄材や流木を絡めて立体的に表現。「古い脚立を使うイメージを発展させて作った。来場者に評価されてうれしい」と話していた。
入場無料。5月20日まで。教室や各種イベントはフェイスブックページから確認できる。