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別府市でカーニバル&マーケット 有志2組がGWの中心街をにぎやかに

レースでぬれながら温泉を運ぶ参加者

レースでぬれながら温泉を運ぶ参加者

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 別府市の中心部で5月4日、「べっぷGWカーニバル」と「べっぷ駅前ストリートマーケット」が始まった。

日替わりで50店が出店するマーケット

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 有志の実行委員会が主催する両イベント。「GW-」は子どもたちの「別府愛」を醸成する目的で5年前から北浜公園(別府市北浜)で、「駅前-」は地域活性化と雑貨や飲食の個人店をサポートしようと4年前から開かれている。毎年、5月4日・5日の日程で駅前から海沿いの公園までの中心街を盛り上げる。

 「GW-」は10時に別府浜脇子供太鼓の演奏で開会。洗面器に温泉を入れ、2人一組で手を使わずに運ぶ「大人の桶(おけ)レース」では参加者がびしょぬれになりながら奮闘。中には滑って転ぶぺアもおり、会場から大きな声援を受けた。その後もいす取りゲームや別府冷麺の早食い競争といった体験型の催しなどが行われた。

 会場では市内の飲食店19店がたこ焼きやパエリアなどを販売。別府短大初等教育科の学生が紙コップ人形の作り方を教えるワークショップもあった。

 「こどもの日」の5日は、10時から「食育戦隊タベルンジャー」ショー、子どもダンスチームのステージなどを開催。子ども対象の「桶(おけ)レース」「いす取りゲーム」の参加は当日受け付ける。「5日は子どもが主役。気軽に楽しめる参加型プログラムを用意したので、足を運んでほしい」と実行委員長の尾林大生さん。

 「駅前-」は、JR別府駅東口前の歩道約150メートルに日替わりで50店が出店。手作りの竹細工やアクセサリーのほか、漬物、スパイス料理、ラーメンなどのテントが並ぶ。

 好天に恵まれた初日は、地元の市民や観光客らが、気に入ったテントの前で立ち止まっては品定め。犬用の服や消しゴムのはんこなど一点物のオリジナル雑貨を買い求めた。

 実行委員の恒松智美さんは「別府には個人で店を持たずに良い品を作っている人がたくさんいる。そうした人たちの発表の場ともなっている。七宝焼きの体験など、その場で楽しめる参加型の店もあるので、気軽にのぞいてほしい」と呼び掛ける。

 マーケット開催時間は9時~18時。

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