大分に5月1日、古本カフェ「カモシカ書店」(大分市中央町2、TEL 097-574-7738)がオープンした。
店名はオーナーの岩尾さんがサン=テグジュペリの「人間の土地」の一説に感銘を受けて付けた。
店舗面積は約33坪。玄関には古書が並んだ本棚が置かれ、書店らしい雰囲気を演出。古いらせん階段を上り店内に入ると大型の本棚があり、ゆったりとくつろいで本を読めるスペースが広がる。席数はテーブル21席。
岩尾さんは都内の書店で働いていたという無類の本好き。「本屋を開業するため」に昨年、大分にUターンした。内装は全て手作業で、約1年かけて仕上げた。
メニューは紅茶やジュース(400円~)、ハンドドリップで入れる東京西荻窪「どんぐり舎」や市内のコーヒーショップ「haze」から取寄せたコーヒー(400円~)、季節の手作りお菓子(220円~)など用意する。
「本気の本屋の本気のカフェ。街歩きに疲れたら気軽に立ち寄って本を読んでもらえるような、お客さまの読書室の代わりになれれば」と岩尾さんは話す。
営業時間は11時~22時。月曜定休。