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大分・七夕まつりの目玉「府内戦紙」事前点灯 武者・関さば、夜空に浮かぶ

大分市の夜に浮かぶ府内戦紙の「関さば」

大分市の夜に浮かぶ府内戦紙の「関さば」

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 大分市中心街で8月2日・3日に開催される「第43回大分七夕まつり」の目玉イベントの一つとなる「府内戦紙(ぱっちん)」の事前点灯式が7月30日、祝祭の広場で行われた。主催は大分商工会議所青年部。

槍を振り回す武者を描く「府内戦紙」

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 七夕まつり当日は、武者や竜などをかたどった照明入りの山車が踊り隊を伴い会場を練り歩く。40回目の今年は「勇猛果敢」をテーマに2日18時30分から開催。山車13基、約2000人が参加する。

 19時から行われた点灯式には関係者や市民らが参加。三浦佑治実行委員長が「40周年の節目を迎えられたのは周囲のお影。感謝したい。みんなで盛り上がっていきたい」とあいさつ。足立信也大分市長、今回のロゴやデザインを手がけた画家の北村直登さんと3人で点灯ボタンを押すと、会場に並んだ山車に一斉に明かりがともった。

 勇猛な武者が刀ややりを振り回すシーンを描いた山車のほか、力強い戦国武将の大友宗麟が「関さば」「関あじ」とともに大海原に乗り出す大分ならではの戦紙も。市内在住の40代女性は「関ものを使ったのは面白い。色合いもすてき」と話していた。山車は8月1日まで展示する。

 「大分七夕まつり」は市などから成る大分市まつり振興会主催。祝祭の広場前~大分警察署前と大分市役所前~アートホテル前の道路を「48万人の広場」とし、「府内戦紙」(2日)、おおいたチキリンばやし市民総踊り(3日)、来場者が約1万個の風船を空に飛ばす「七夕ブロードウェイ2024」(3日)などのイベントを繰り広げる。

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